眠くなったら歩き回って睡魔に打ち勝つ
「勉強に集中するのが苦手で、すぐ眠くなってしまいます」こんな場合良い方法が2つほどあります。
まず1つめは、「眠たくなったら寝る。」です。
勉強中睡魔が襲ってきたら、その場で2,30分横になって寝ましょう。そうすると目が覚めた後は、ものすごく頭が覚醒して勉強がはかどります。
これは生理学的にも証明されていることです。くれぐれも2,30分だけにして下さいね。それ以上寝ると逆に頭が「ボー」としてしまうそうです。
2つめは、「歩く」ということです。
睡魔に襲われても、ちょっと寝るわけにはいかない場合、勉強部屋をグルグル歩き回りながら勉強するという手があります。歩くと眠くなくなりますよ。
勉強は決して机の前だけでするものではありません。
ある東大合格者は、部屋をグルグル歩き回ったり、腕をブンブン回しながら、勉強したそうです。
台所や居間など、場所を変えて勉強するのも気分転換にいいですね。
周りにあまり関心を引くものがない場所がオススメです。工夫次第で勉強も楽しくなり、眠気もおこりにくくなります。
一夜漬けの効果をうまく利用する
「一夜漬け」という表現が当てはまるかどうか分かりませんが、少なくとも定期テスト前日の集中勉強は非常に効果があります。
理由は、テスト本番までの空き時間が短いので、記憶が鮮明に残っているというだけのことですが、これをうまく利用したいものです。
例えば、テストの2、3日前は、テスト前日のために資料をまとめ、これだけ覚えたらOKというような要点集を自作しておきます。
そしてテスト前日はその資料集だけ徹底的に覚えこむというやり方も考えられます。
「テストの日は朝4時に起き、範囲を丸覚えしてテストにのぞむ。」という勉強法を始めてから、成績が上がった生徒がいました。
ただ、十分に前準備しておくこと。テストの朝に出る範囲を一から始めたのでは最悪な結果になります。
塾に通ってても成績が上がらない・・どうして上がらないのでしょうか?
親は、子供が塾で勉強をしてくれるので一安心します。
また、子供も塾に行って勉強をした気になっているので、いつまでたっても家で勉強をする習慣がつきません。
塾で学んだ知識は、その場で本人が「わかった」と思ったとしても<ほぼ>身について「いない」と思ってください。
家で勉強をする習慣が身に付かない限り、あなたのお子さんの成績が上がることはありません。
塾に通っている中学生の 約80% は成績が上がって「いない」という 現実があるのです。
その現実、あなたは知っていましたか?
送り迎えだって、決して楽なものじゃありません。
月謝だって、中3ともなれば講習や特別講座などさらに多くの授業料が必要になります。
だから早めに、あなたのお子さんにも家庭学習の習慣を身につけてほしいと願っているのです。
お伝えしている勉強法というのは、この家庭学習を基盤に成績を上げていく方法です。
この方法を使うことで、子供たちの成績を上げることに成功しています。
たとえ、あなたのお子さんが、「頭の中がザルなのかと思うくらいに、学習したことが全く定着 せず、「あの努力は何だったんだろう」と空しくなります。」
というくらい今まで勉強が定着しないお子さんをお持ちでも、
今までの勉強の仕方を変えるだけで自然と家庭学習が身に付き、例外なく成績を上げることができるのです。
中学生の勉強基本マニュアル:中学生になると多くの子供達が成績とやる気に問題を持ち始めます。
もちろん、1年生から3年生まで順調に実力を上げながら学校生活を送っていく子供達もいます。
しかし多くの場合には、それぞれに成績にそしてやる気に問題を抱えながら日常生活を送っているのです。
保護者の方々にとって、これは重要な問題となります。
そのため、学習塾や家庭教師そして学習テキストに解決策を求めます。
中学生にとって勉強とはどういうものなのか、そしてどのようにしていくべきなのか、
その基本となるところを理解した根本的な対応をすべきであるのにも関わらず、
風邪をひいた時の、薬のようにテキストを求め、医者を利用するかのように学習塾や家庭教師にゆだねていくのです。
開くことがなく机の隅に置かれている高価な教材。
高額な学習塾や家庭教師を利用しても勉強をしているのは、その時間だけ。
時には、あまり理解をしていないのにも関わらず時間だけを消費していることさえあるのです。
そして沢山の時間を使い、多額の経費を使い、それでも思うような結果が出ることが無く疲れ果ててしまっている、そんな現実がいまここにあるのではないでしょうか。
やる気になったらすぐに勉強に取りかかる
「よし、がんばって勉強しよう!やるぞ〜。」そう思った時は、たいてい机が散らかっていたりするものです。
勉強する前に部屋の片付けをしなければなりません。
しかし片付けに時間がかかると、せっかくその気になったモチベーションも下がりぎみになります。
そこで一気に部屋を片づけられる秘策をお教えしましょう。その秘策とは、「ダンボール箱」です。
スーパーなどでもらってきた「ダンボール箱」に何でもかんでも放り込んで下さい。
マンガやゲームなど勉強のやる気をなくすものはもちろん、今からする勉強に直接関係ないものは全部この中に放り込みます。
5分もあれば部屋はすっきりするでしょう。そうして一気に勉強に取りかかりましょう。
こうして勉強すると、心理的にもマンガやゲームなどの 「誘惑物」と断ち切れるため、気が散ることなく、より勉強に集中できます。
使う時はまた箱から出せばいいのです。
そのまま箱に入れたままになってしまう物が意外と多い事に驚きますよ。
いかに不要な物がいっぱいあるかということです。